郡山は、自転車でも快適に過ごすことができるか?
こんにちは。
昨年の秋に郡山に引っ越し、ようやく郡山で春を迎えることができました。
郡山でひとつ気がかりだったのが、自転車でも快適に過ごせるか?ということ。
我が家は車が1台しかなく、その車を妻が通勤で使うため、
私がコワーキングスペースに行くためには自転車を使うしかありません。
特に冬が心配でした。豪雪地帯ではないものの、
郡山はほどほどに雪が積もるだけでなく風が強いことでも有名。
アイスバーンができたりしないか、ましてや私の自転車はミニベロ。
タイヤが細く、小さく、泥除けもなく、小回りが効きすぎるため
東北の冬を乗り切れるかどうかとても心配でした。
これから郡山への移住を検討しているサイクリストのために、
郡山での自転車生活がどんなものだったのかお伝えします。
郡山は車社会。自転車での移動は注意が必要
私の愛車「じおす君」です。大阪にいたときはこれで町中を疾走していたものですが
郡山でも活躍してくれるでしょうか?
地方都市なら大体そうだと思いますが、郡山も車社会で、大体一人1台は車を持っています。
どこのお店に行くにも駐車場があるので、自転車を使っている人はそこまで多くはありません。
その分、ドライバーの自転車への注意が小さくなっているような気がします。
特に感じるのがお店から道路へ出てくる車の危なさ。
店から出てくるドライバーの目線を見ていると、
これから自分が進入する道路の車の行き来しかみておらず、
スピードを緩めること無く歩道を突っ切ってきます。
私は慌ててブレーキをかけますが、それすら気づかず走り去っていくので
もう自転車や歩行者は通ってこない来ないものだと思いこんでいるのでしょう。
信号のない交差点も要注意です。
これは郊外になるほど顕著になります。
たしかに中心地からはずれると自転車に乗っている人は少ないですからね。
夜道は特に注意!
郡山は郊外に出ると、一気に明かりが少なくなります。
歩道もあまり整備されなくなり、路肩を走らざるを得ない場所もたくさんあります。
当たり前のことですが、ライトはきちんとつけましょう!
可能なら車体の後ろにもつけたほうがいいです。
光量が強めのものを買いましょう。
自身の存在を知らせるのももちろん、本当に道が暗くて一寸先が見えません笑
大通りを通って、冬の道を攻略!
冬の道を自転車で行く場合はどうでしょう?
2018〜2019年の冬は記録的な暖冬だったこともあり、
例年に比べて雪の量が少なかったこともありますが
結論から言うと、郡山は冬の間でも自転車で「なんとか」通勤可能!
という表現が適切だと思います。
まず道路状況ですが、郡山は雪が積もっても大体10cmくらいで
午前9時頃をすぎると歩道にある雪はだんだんと溶けてきます。
大通りになるほど、人の行き来が多く、歩道の雪の溶け具合は進んでいきます。
街の中心部になると、自転車でもしっかりと運転できるほど。
ただ、大通りに出るまでの道は雪がしっかり残っていたり
アイスバーンになっているところもちらほらなので注意が必要です。
ゆっくりと、ブレーキはなるべくかけず車が通った跡などを通るといいでしょう。
そして多少、遠回りになってもいいのでまずは大通りを目指してください。
さくら通り、釆女通り、49号線、4号線、内環状線などをうまく活用しましょう。
自転車で移動すると素敵な景色に巡り会える
なんか郡山での自転車生活のネガティブなことばかり書きましたが
いいところもあります!
それは素敵な景色にであえること。
車に乗っていると見落としてしまいがちな風景を、
自転車なら立ち止まってゆっくりと眺めることができます。
上の一枚は雨上がりに撮った一枚。たんぼにれいんぼー、なんちゃって。
こちらの一枚は、郡山からなんと磐梯山が見えました!遠くに見える小さなとんがり帽子。
車に乗っていたら気づく余裕なんてたぶんないと思います。
また福島県は、子供の肥満率が全国ワースト1なのだとか!
たしかに、こどもだけでなく、太った人が多い印象を受けます。
運動不足解消のためにも、ぜひ郡山での自転車生活を楽しんでみてください。